2014/05/26

『共感』を生む3つのAQUOSに込められたSHARPの想い

先日、ITメディアで行われたSHARPの新スマホ『AQUOS』のブロガー向けイベントが行われました。
この日のイベントではドコモの『AQUOS ZETA』、auの『AQUOS serie』、ソフトバンクの『AQUOS Xx』が勢揃い。これまでのブロガーイベントでは、それぞれのキャリアごとに行われており、このように3キャリアのモデルが一堂に会するのは初めてです。



イベントで話された詳しい内容については、他のブロガーさんで詳しく語られているので、僕はちょっとだけ違った視点で。



SHARPと聞いて皆さんが連想されるのは、一体どういったキーワードでしょうか?
おそらくは、IGZOをはじめとする製品を支える技術力を真っ先に思い浮かべることと思います。
僕もSHARPといえば液晶テレビAQUOSに代表されるように、高い技術と創造性を持った会社であると答えることでしょう。



液晶テレビAQUOSだけでなく、これまでに発売されたSHARPのスマホ『AQUOS PHONE』をみてみると、3D機能の搭載や、F値1.9のカメラ、そして高品質・省エネディスプレイのIGZOといった、先進先鋭の技術が目一杯詰めこれまれたスペックのものばかり。

「なんだかスゴそう!」という感想を持っても、「これは使いやすい。楽しそう!」と感じさせるキーワードではないように思います。もちろん、そうした使いやすさとは無縁かと問われると、一切そうしたことはなく、日々の使いやすさをアシストしてくれる機能は多く搭載されていました。

でも、どうしても先進先鋭の機能がクローズアップされ、こうした便利機能はやや隠れてしまっているように思います。



今回、発売されたモデルに秘められたテーマは『共感』というキーワード。
AQUOS PHONEから『AQUOS』という商品名に変化したのも、テレビやスマホと区別するのではなく、同じAQUOSとして自由に使ってもらいたい。枠を超えて、自由な使い方をして欲しいという想いもあるからだと。

TVやスマホという境界を超えて使える楽しさ。つながる面白さをより実感し、さまざまな方法を用いて、感動や喜びなどを多くの人に「共感」して欲しい。そうした強い気持ちが込めらていました。

もちろん、そうした想いを届けるのに大事になってくるのは、確かな技術力だと思います。機能性や技術力を全面に打ち出してはいないものの、前回をさらに上回る性能が詰め込まれ、既存技術もさらに磨きがかけられ、今回、夏モデルとして発表された他社製のモデルと比較しても最高峰の出来であると言えます。

ドコモ、au、ソフトバンクから発売されるモデルの基本スペックはほぼ同じながら、デザインの特徴がそれぞれにあり、同じ名前を関しながらも「選ぶ喜び」があるのは、さすがはSHARPといったところではないでしょうか。

最近のスマホの進化というのは、随分と頭打ちされてきた感じもあります。
しかし、人と人を繋ぎ、生活をよりスマートに、より楽しく、より実りあるものにしてくれるための下準備が整っただけにすぎないのかもしれません。

機能だけを誇るのではなく、どういう使い方をするか?どういった未来を具体的に提示するか?

そうした意味で、スマホをめぐる環境は新章を迎えているのかもしれません。